徘徊・深夜徘徊する要介護者にお困りの方
■事故が心配される深夜徘徊
在宅、介護施設ともに、夜間の見守りは重要です。屋外への徘徊は最も重要すべきことですが、お部屋内での転倒も多く、場合によっては、骨折により寝たきりになってしまうケースもあります。介護施設においても、認知症により自分の部屋が分からなくなり、他の方のお部屋に誤って入ってしまったことで、トラブルに発展したとの報告もあります。
■代表的な徘徊検知器とその問題点
今まで徘徊検知器の主流として使われてきたのが、「マット式センサ」「ベッドセンサ」「タッチセンサ」です。しかし、弊社で実施した様々な介護機器の調査では、次のような不満があがってきました。
マット式センサの場合、ベッドの下の足元に設置してあるので、対象者が立ち上がってしまった時(ベッドを降りようとした時)にしか検知できない。その時に転倒してしまう恐れもあるので立ち上がる前に知らせて欲しいとの事。
ベッドセンサの場合は、ベッド上にマット上のセンサを敷くので、対象者のちょっとした寝返りなどにも誤作動を起こしてしまうので、もう少し精度を高めて欲しいとの事。
タッチセンサの場合は、ベッドの手すりなどに取り付けるのですが、中には手すりを避けて、ベッドから起き上がり徘徊する人もいて、検知につながらないとの事。
■全ての不満を一気に解消した「お気持ちさっちゃん」
それらの不満を全て解決したのが「赤外線離床センサ お気持ちさっちゃん」です。お気持ちさっちゃんは、ベッドに寝ている状態の被介護者を見守りしており、対象者が上半身を起こした時点でお知らせします。それにより、マット式センサにはなかったベッドを降りる前の検知、ベッドセンサにはなかった精度の高い検知、タッチセンサにはなかった要介護者による検知の回避防止、とそれら全てのデメリットを克服しました。
また、「お気持ちさっちゃん」には、明るさセンサ(Cds)を採用しており、お部屋の中が暗くなると自動的にセンサのスイッチがONになり、明るくなるとOFFになります。これにより、使用する度に、電源をON/OFFすることがなくなり、ずっと稼動させたままで使用できます。これは、深夜徘徊を介護する方の負担を少しでも減らせるようにと考案されたものです。
※明るさセンサを使用せずに、24時間稼動させることも可能です。