介護用起き上がりセンサー「お気持ちさっちゃん」

深夜徘徊や一人起き上がりしようとする要介護者の見守りができる赤外線離床センサー「お気持ちさっちゃん」

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医療福祉技術分科会に参加

マイクロ電子サービスはみやざき新産業創出研究会医療福祉技術分科会に入会しております。

みやざき新産業創出研究会医療福祉技術分科会は、福祉機器開発に係わる技術情報の交換・交流を一層充実させ、宮崎県の福祉機械産業の振興を目的として、平成10年8月に設立されました。県内製造業が長年にわたり培ってきた、確かなものづくりの技術力を福祉機械の分野へ有効に活かすため、現在会員は福祉機械開発に重要な役割を担う病院・施設関係機関も含めた産・学・官で構成されています。

この研究会に、弊社はお気持ちさっちゃん開発を契機に、平成22年6月に入会致しました。医療福祉技術分科会は年4回程度の会合が行われ、この度、平成24年度第1回総会が宮崎県工業技術センターにて開催されました。

その中で、福祉業界もIT化が進んでいるというお話を伺いました。福祉業界でネックになっている各種記録の手作業をできるだけIT化するというものです。具体的には、介護職員は勤務後に、長時間掛けて勤務時間内の記録を紙面に残す作業を行ってのを、PDAやiPADを使い、リアルタイムで記録し、そのデータは無線LANを通じてサーバーあるいはクラウドに保存されるということで、作業の効率化を図っているとのこと。電子機器の操作について、介護職員は特に女性が多く従事していることで、女性が扱うには拒否反応がでることもあるが、音声認識であったり、タッチパネルであったりと、操作も簡単に行えるように工夫されているとのことです。

機械にできることは機械に任せ、それによって生み出された新たな時間を、今までしたくても出来なかったケアに当てることで、よりよい介護を目指すということのようです。マンパワーに拠るところが多い福祉介護の世界ですが、介護される側、お世話する側ともに「幸せ」で「やさしい」気持ちになれるような機器の開発に携われればと実感した研究会でした。